幸福論には2パターンあるのをご存知でしょうか? ずばりそれは、ポジティブ型とネガティブ型です。それでは早速、2つの幸福論の違いをここで紹介したいと思います。
ポジティブ型
これはうちの嫁タイプの幸福論です。美味しいものを食べたり、旅行に行ったり、おしゃべりしたり。とにかく何かアクションを起こし、心が満たされることによって幸福感を得る、加点方式の幸福論です。比較的、アメリカ人に多い思考かと思われます。
ホリエモンの多動力や、ZOZOタウンの前澤社長がこのタイプかと思われます。人の欲望は尽きることを知りませんから、無尽蔵に贅沢ができるため、何かの拍子にボタンを掛け違い、収入が激減した場合は、摂生する生活に戻すことができずに破産してしまうタイプがこの幸福論者だと思われます。ただし、前例のないようなありえない結果を残す人も、このタイプで間違いないはずです。
人よりも行動力がハンパないため、成功した後の感想は、私があれだけ努力した結果だ、これは間違いなく私の手柄だと信じて疑わないことでしょう。
ネガティブ型
それに対して、ネガティブ型。私のようなタイプの幸福論です。先進国の日本に生まれ、何不自由無く健康に生きてるだけで十分幸せなんだという幸福論です。我々はすでに満たされているため、贅沢をする必要はない。贅沢をするから破産するんだ。いくら稼ごうが生活の水準を上げるべきではない、という考えです。比較的、日本人に多い考え方ではないでしょうか。
悪く言えば、貧乏性の幸福論。破産する確率は低いですが、大儲けをする確率も低いはずです。公務員のような性格です。明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」方式、あるいは倹約家の投資家、ウォーレンバフェットなんかがこのタイプで有名です。仏教における基本理念もこのようものではないでしょうか?
人よりも行動力に乏しく、孤独を愛しているような節もあるため、成功を掴むと、自分の手柄だと思うよりも、運が良かったと感じるのがこのタイプです。人生は努力ばかりではなく、運にも左右されるとよく聞きますが、このタイプの幸福論者の発言なはずです。
いかがでしたか? この2パターンのどちらかに当てはまりましたか? 自分の信じる幸福論を理解し、より良い生活習慣の獲得のために生かしてみてはいかがでしょうか。
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