2018年は相次ぐ地震や台風、豪雨の影響で被災された方々は人生が変わるような大変な年だったと思います。まず、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げます。
長崎に住む私は幸運にも、台風が2度接近しただけで、大きな被害はなかったのですが、連日続く被災地のニュースを見て、これは他人事ではない、明日は我が身だとつくづく思わされる一年でした。
死を想う
人生において死を想う瞬間は、自然災害だけではなく、日常生活にもたくさん見受けられます。身近な人の死だったり、大きな病気をしたり、怪我をしたり、火事、交通事故、自殺。こういうことを見たり、聞いたり、経験したりするたびに人の命はとても儚いものなのだとしみじみ思います。
スティーブ・ジョブズは毎朝、「もし今日が人生最後の一日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」と鏡に向かって唱えたと言います。
やらなければならない仕事をするのではなく、やりたい仕事をすること。人生はそう長くはありません。自分が本当にやりたいことに貴重な時間を使い、全力を注ぐべきだということです。
死を想うのではなく、生を想う
と、ここまでがよくある話です。スティーブ・ジョブズは素晴らしい仕事をし、世界を変えてこの世を去りましたが、その命はあまりにも短かった。享年56歳。命を削るように仕事をしたのなら、この結果は仕方のないものですが、もし死を想い過ぎたために、早く死んでしまったのだとしたら、毎日鏡に向かって死を想う行為は間違っていることになります。
「思考は具現化する」とよく言われるように、毎日死を想う行為は実際に死を引き寄せてしまうのではないかと私は思うのです。
それでは逆転の発想で、生を想ってみてはいかがでしょうか?
「今日も目覚めることができた。素晴らしい一日を送ることができる。何をしようか?」と、ポジティブに考え、生を謳歌すれば、生を引き寄せ、長生きし、同時に結果も追求することができると思うのです。
まとめ
死を想うと死を引き寄せてしまいます。逆に生を想えば、生を呼び寄せ、長生きへと繋がるはずです。
それでは、長生きをしてやるべきこととは何でしょうか? 自分にしかできない仕事とは何でしょうか? インターネットが普及した今、自分が好きなことを追求すれば、それは自分にしかできない仕事となります。
無意識に続いている習慣を思い出してください。料理、育児、読書、スポーツ、ファッション、食べ歩き、日記、何だっていいのです。その習慣を徹底的に追求し、みんなと共有すれば、それは間違いなくあなたにしか過ごすことのできない特別な一日となることでしょう。
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