募金は意味ないけど、復興支援は意味あることについて

募金

24時間テレビが放送されています。膨大な制作費をかけて番組を作り、出演者のギャラはどんな特番よりも高額と噂の24時間テレビ。チャリティー番組であるにも関わらず、出演者にギャラが発生している、世界的にも珍しい番組です。番組を作る予定の制作費をまるまる募金に回せばいいんじゃないの?とか、障害者を見世物にして感動を誘い、荒稼ぎしてる偽善番組とか、24時間マラソンのやらせ疑惑とか、黒い噂が絶えない24時間テレビ。

この番組のテーマは「募金で世界を救おう!」ということですが、そもそも募金は必要なのでしょうか?

お金の流れはどうしても不透明になってしまう

我々が日本の税金がどう使われているのか詳細を把握していないように、募金したお金はどう使われたのか詳しくはわかりません。一応、決算書が公開されていますが、大雑把な勘定科目で一括りにされているため、具体的に何にいくら使っているのかわからないようになっています。

大きな組織や団体が募金を集めるということは、こういうことです。何にいくら使っているのかわからなくなります。募金を必要としている人はたくさんいます。しかし、募金を必要としている人にお金は直接届くわけではないのです。まずは大きな組織の手に渡り、その組織が決めた優先順位に従ってお金が使われ、すべての人に均等にお金が使われるわけではないのです。

これがまず、募金したお金の分配方法がどうしても不透明になってしまうという問題です。そして次が、開発途上国への募金問題です。

開発途上国には一時的なお金よりも、永続的な仕事が必要

例えば、開発途上国にまとまったお金を募金したとします。どんなにたくさんの募金をしたとしても、お金はいずれ無くなるものです。募金によって一時的に豊かで安全な暮らしができるかもしれませんが、いずれ無くなるお金に頼っていても、豊かで安全な暮らしがずっと続く保証はありません。
むしろ、募金による一時的なお金で、一瞬だけ生活が楽になるくらいなら、はじめから何もないほうが生活の質が変わらず、精神的な負担は少なくなります。宝くじの当選者が自己破産するように、いずれ無くなるお金をもらい、一時的に豊かになるくらいなら、何もないままの浮き沈みのない平穏な日常のほうが幸せなのです。

重要なことは、開発途上国に必要なのは、お金ではなく、仕事だということです。自らの手でお金を生み出すための技術や教養なりが必要です。仕事さえあれば、よその裕福な国に支援され続ける必要もなく、一人一人が自立した生活を送ることができます。個人が自立できれば、税収が増え、国のインフラも整い、公衆衛生の整備不良が原因で命を失ってしまうことも激減します。

災害の復興などには義援金は必要

ただし、近年の日本で多発している地震や津波、台風などの自然災害で、かつての日常生活が失われてしまった場合には、その復旧のための支援は必要です。
開発途上国支援のように、無いものを有るようにする必要はありませんが、有ったものが無くなった場合には、元に戻さなければなりません。なぜなら、そこには確立した仕事や生活の基盤があったからです。

以上が私の募金や支援の必要性に関する考え方です。それぞれが考え、自分の信念に沿ったお金の使い方をすると、より良い社会になると思います。

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