最近、YouTubeをはじめました。全然登録者がいないにも関わらず、いいカメラが欲しくなったので、必要な機材一式を調べ上げました。特にレンズ選びがややこしかったので、よかったら参考にしてください。
目次
カメラ
カメラはCanonのEOS Rにしました。なぜこのカメラにしたのかというと、Canon特有の発色の美しさ、そしてレンズの選択肢の豊富さ、さらにミラーレスカメラのコンパクトさがよかったからです。
詳しい説明は、この記事にまとめていますので、参考にしてください。
レンズ
カメラのボディと同じくらい、レンズ選びもめちゃくちゃ迷いました。
Canon EOS Rなら、EFマウントを装着することにより、これまで長い歴史の中でCanonが膨大に作ってきた、1億4000万本のEFレンズが利用できます。もちろん中古市場でもレンズは選び放題です。
さらに、ミラーレス一眼カメラ専用に開発された、RFレンズも使うことができます。 EFレンズよりもワンランク上の写りだという噂ですが、価格もワンランク上なので注意してください。
ということで、RFレンズの写りが気になるものの、とりあえずは中古のEFレンズを購入することにしました。
人の視野は、フルサイズ35mm換算で14mm、集中しているときは24mmの画角らしいので、それを基準に広角や望遠の焦点距離を選ぶといいです。さらに、一眼カメラ特有の背景のボケ感を出したい場合は、F値を2.8よりも小さくしなければなりません。F値が小さいということは、同時に暗い場所に強く、明るい場所に弱いレンズになるので、使う際には注意しましょう。
1本めのレンズは、YouTubeの自撮りなどで使うための、比較的近い距離を広角に撮影できるレンズが必要です。ということで、広角ズームレンズを選びました。同じ焦点距離の広角ズームレンズでEF16-35mm F2.8Lの商品もあったのですが、手ブレ補正機能のあるF4のレンズを選びました。手ブレ補正機能があるレンズは「IS」という表記があります。
撮りたいものは一通り撮影することができる広角ズームレンズのため、入門用としては非常にコスパのいいレンズです。
ただし、明確に撮影したいものがある場合は、やはり単焦点レンズの写りにズームレンズは到底及びません。しかも、単焦点レンズを使いこなすことによって、写真の上達が早くなるらしいので、単焦点レンズも買うことにしました。
用途としては、夜景用の広角レンズです。スマホで撮影できないものの代表としては、先ほど説明した背景をボカした写真、そして暗い場所での撮影です。私は、田舎で暮らしていることもあり、星空や川辺のホタルを撮影したいと思い、超広角で、暗い場所の撮影に強い超開放レンズを選びました。それがこちらのSIGMA単焦点レンズです。手ブレ補正機能はないので、基本的には三脚に固定して撮影することになりそうです。
最後の一本は、迷ったらこれ買っとけ的な万能の標準ズームレンズです。レンズを一本しか選べない状況だったとしたら、とりあえずこのレンズを選べば撮れないものはありません。
やっぱりレンズにこだわりはじめたらキリがなさそうです。写真の美しさや、画角、ボケ感にばかりこだわるのではなく、テーマを明確にして自分らしい一瞬を撮影していこうと思います。
CanonのEFレンズ一覧はこのページで確認できます。
Canon EFレンズ一覧
EFレンズのマウントアダプター
これは必ず必要なものです。上記で紹介したEFレンズを装着するためのマウントアダプターになります。コントロールリングがついたものが便利です。コントロールリングに好きな設定を割り当てて使うことができます。
NDフィルター(レンズ用のサングラス)
通常、NDフィルターはレンズの先端を覆うように付けるものですが、魚眼レンズなんかの場合には装着することができません。しかし、この商品のようにマウントアダプター内に可変式NDフィルターがあれば、どんなレンズの明るさも調整することができます。ただし、値段がちょっと高めなことと、撮影していて指が当たりやすい場所に調整ダイヤルがあるので注意して使ってください。
SDカード
SDカードにしてはかなり高い買い物になってしまいますが、これを1枚持っておくと、4K動画撮影が約3時間44分、フルHDの場合が約5時間20分、写真の場合は16000枚撮影できます。
EOS RはUHS-Ⅱ対応になっているのでその性能を活かせるSDカードを選ぶことをおすすめします。 SDカードの性能のせいで4K動画の録画が止まることはありません。
予備バッテリー
値段の安い互換バッテリーと純正品とで悩みましたが、バッテリー残量が正しく表示されなかったり、容量が少ないことがあるらしいので、純正品にしました。これ1つで写真370枚、または動画2時間20分の撮影が可能です。
ショットガンマイク
一眼カメラで動画を撮影するならマイクも必要です。世界一のYouTuber、ケイシー・ナイスタットみたいに、Canonのカメラの頭にロードのショットガンマイクをつけ、バリアングル液晶を開き、ゴリラポッドを持ちながら自撮りするスタイルに憧れていました。
しかし、そのスタイルだと、レンズのAF駆動音をマイクが拾ってしまう恐れがあります。AF駆動音が比較的静かなレンズはありますが、レンズは基本的に音が鳴るものですし、せっかく選び放題のCanonのレンズの選択肢を減らしたくはありません。
定点で動画を撮影するときには、カメラとマイクは別の三脚に固定し、少し距離を置いて利用するつもりです。カメラにマイク装着して利用するときには、Premiere ProやAuditionにある「クロマノイズ除去」というエフェクトでノイズ除去ができます。
ちなみに、このショットガンマイクは、カメラのON、OFFと電源が連動して動くようになっています。マイクの電源を切り忘れる心配がないので、非常に便利です。そして、出力コネクタがTRS/TRRS自動切換なので、カメラ以外にもパソコンやスマホと繋いで使うことも可能です。一般的なショットガンマイクにはこれらの機能がありません。
ゴリラポッド
自由自在に三脚が曲がるので、自撮り棒にもなりますし、どんな場所にも固定することができます。ギリギリまで荷物を減らすとしても、この三脚を手放すことはできません。
三脚
しっかりした三脚はやっぱり必要です。三脚の役割は、カメラを1ミリも動かさないことなので、風でガタつきそうな安物では不十分です。特に星空などの風景を撮影するときには、絶対に三脚は動いてはいけません。ということで、三脚はちょっといいやつにしました。
トラベル三脚
持ち運びに便利な小さく折りたたむことのできる三脚です。
ミニ三脚
机の上にカメラを置いて撮影するときなど、ほんの少し角度を調整したいときに便利なミニ三脚です。
クイックシューベースクランプ ・ クイックリリースプレート
使う頻度の高い三脚すべてに、これを付けておくと、取り外しが楽になります。
ストラップ
ストラップは、ピークデザインのものがスライド式で脱着しやすく人気です。首や肩から下げるタイプと、手首に固定するタイプ、どちらも使い勝手がいいです。バッグやベルトに固定できるアクセサリーもあります。
メンテナンス用品
防湿庫
ボディやレンズにカビが生えたら使い物になりません。防湿庫で保管しておきましょう。
以上となります。閲覧ありがとうございました。
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