ドローンを購入し、空撮をやってみたいという人向けに必要なものをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
ドローン
機体はMavic Air 2のフライモアコンボがおすすめです。
DJI Mavic Air 2 Fly More コンボ
これがなければはじまりません。空撮のための入門用ドローンとして購入するならMavic Air 2がもっともオススメです。なぜならMavic Air 2は、DJIのコンシューマードローン史上、最高のカメラ性能(写真480万画素 動画4K/60fpsまで撮影可能)だからです。しかも、最大飛行時間34分で、バッテリー性能も歴代最長。まさに、空撮のために作られたDJI史上最高ドローンです。
購入の際は、予備のバッテリーや充電ハブ、専用のショルダーバッグ、NDフィルターというカメラ用のサングラスも必要になるので、フライモアコンボを選びましょう。
Mavic Air 2のさらに詳しい解説はこの記事にまとめていますので、参考にしてください。
DJI Care Refresh (Mavic Air 2)
1年間の有効期限内に衝突や水没などにより故障した場合、2回まで有償で新品と交換できます。この保険に入っておけばMavic Air 2の場合は初回9,900円、2回目12,900円支払えば新品に交換してもらえます。無償じゃないのね(笑)
DJI無償付帯賠償責任保険
DJI対象製品の購入特典として、第三者への賠償責任保険が1年間無償で付帯されます。必ず加入しておきましょう。飛行許可申請でも保険への加入は必須の条件となっています。2年目以降も継続して申し込む場合は年間8,400円~となっています。
iPad、アプリケーション
iPadや飛行禁止区域のチェックアプリなどが必要です。
iPad mini
ドローンのコントローラーに接続し、画面として利用します。スマホでもコントローラーに接続することができますが、iPadのほうが圧倒的に操作しやすいのでオススメです。操作のしやすさは安全性の向上にもつながります。
そして、ドローンの操作では関係ありませんが、iPadの普段使いとしてカーナビなどのGPS機能を利用したい人はWi-Fi+Cellularモデルを買うようにしましょう。Wi-Fiのみのモデルだと、GPS機能を利用できません。ちなみに私は、iPhoneがあるので迷わずWi-Fiモデルを購入しました。ドローン操作では機体でGPSを受信しますので、iPadでのGPSの受信は必要ありません。
Mavic Air 2 操縦アプリ(DJI Fly)
DJIのドローン操縦アプリといえば、これまでは「DJI GO 4」というアプリでした。しかし、Mavic Mini以降の機体は「DJI Fly」というアプリが利用されています。Androidでも利用可能です。
ドローンフライトナビ
ドローン飛行禁止区域を地図上で確認できるアプリです。航空法規制だけではなく、「小型無人機等飛行禁止法」に基づいた飛行禁止エリアも表示されます。国賓の来日や各種のイベントなどで一定期間、飛行禁止になる場合のエリアも表示されます。すべての禁止エリアを表示できるのは、このアプリだけです。
ドローン飛行チェック
DJI公式のドローン飛行禁止区域を地図上で確認できるアプリです。国交省で指定されている飛行禁止区域よりも広めにエリアが設定されているので、このアプリでも確認が必要です。このアプリで指定されている範囲は、ドローンのロックがかかり、機体が動かないようになっています。法律上は問題ないエリアなのに、DJIが指定している禁止エリアであるためにロックを外すための許可が必要になったりします。詳しくはこの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
その他の周辺機材
その他の必要なものを列挙していきます。
MicroSDカード 64GB 3枚
Mavic Air 2本体には8GBのデータ保存用ストレージがありますが、特に動画を撮影する場合にはすぐに容量がいっぱいになりますので、基本的にはSDカードにデータを保存し、こまめに入れ変えるようにしましょう。
参考までに、30分の動画撮影で22.5GBのデータ容量が必要になるようです。
一口にSDカードと言っても、書き込み速度も様々で、色々なメーカーのものがありますが、DJIの推奨はSanDiskの並行輸入版です。Amazonでは偽物も多いようなので、レビューをよく確認してショップを選びましょう。128ギガでは容量が大きすぎるので64ギガを2~3枚持っておけばいいと思います。バッテリーの保有個数との兼ね合いで枚数は決まるかと思います。
SIMケース
大事な観測データを無くさないよう、SIMカードはケースに入れて保管しましょう。
風速計
ドローンを飛ばす前に風速を必ず確認しましょう。5m/s以上だと危険ですのでフライトはやめましょう。安全第一です。
プロペラガード
これも安全対策のために必ず必要です。万が一衝突した場合に、鋭利なプロペラから守ってくれます。飛行禁止エリアで許可を取って飛行させる場合、装着は必須になります。
ランディングパッド
ドローン用のヘリポートです。特に砂埃が舞いやすい場所で離着陸をする場合には利用しましょう。
ランディングギア ガード
砂埃の巻き込み防止のためのパーツです。Mavicは、折りたたみ式で持ち運びに特化した機体ですから、プロペラと地面との距離が近いのが特徴です。少しでも地面との距離を離し、砂埃を巻き込まないようにこちらも利用しましょう。
送信機 タブレットホルダー
ドローンのコントローラーにiPadを固定するためのアイテムです。
サンシェード
直射日光が当たっていると、iPadの画面が真っ黒になり見にくく、操作しづらくなってしまいます。こちらを利用しましょう。
ケーブル
コントローラーとiPadを接続するためのケーブルです。純正のものだと長さが足りません。
iPad mini Smart Cover
iPad mini用のApple純正スマートカバーです。折りたためばスタンドにもなります。
iPad mini ガラスフィルム
iPadの画面をフィルムで守りましょう。
iPad mini 背面保護クリアケース
Apple Pencil (第一世代)
飛行経路を設定するときには、アップルペンシルが操作しやすいです。
Apple Pencil用グリップ(マグネット付き)
アップルペンシルをiPad本体やカバーに、固定することができる商品です。
Apple pencil用キャップカバー
アップルペンシルのキャップと充電ソケットは無くしやすいので、この商品を利用しましょう。
まとめ
以上がドローンで空撮をはじめるのに必要な機材、周辺機器、アプリのすべてです。安全第一で飛行ルールをしっかり守って、楽しいドローンライフを送ってください。
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