ドローンで空撮するのにオススメの機体は【Mavic Air 2】です

Mavic Air 2

ドローンを使って空撮をしてみたいという人に向けて、おすすめのDJI社製のドローンを紹介します。

結論から言うと空撮用にドローンを買うなら、Mavic Air 2 がもっともオススメです。

それでは、 Mavic Air 2 のオススメのポイントと、逆に残念なポイントを紹介していきます。

DJI空撮用ドローンスペック比較表

まずは他の機体との違いを比較表でまとめましたので、チェックしてみてください。

機体名 センサー・画素数 重さ 最大飛行時間 ビジョンシステム 動画の最大解像度・フレームレート LOG 撮影 絞り 価格
Mavic
Air 2
1/2インチCMOS
有効画素数:12 MPと48 MP
570g 34分 前後下方の障害物検知 4K 24/25/30/48/50/60p D-Cinelike
(Dlogよりも若干色味の強い撮影モード)
F2.8 固定 132,000円(フライモアコンボ)
Mavic
2 Pro
1インチCMOS
有効画素数:20 MP
907g 31分 全方向障害物検知 4K 24/25/30p Dlog-M F2.8 ~ F11 197,560円
Mavic
Mini
1/2.3インチCMOS
有効画素数:12 MP
199g
(航空法の申請不要)
18分 なし
(GPSポジショニングあり)
2.7K 25/30p なし F2.8 固定 59,400円(フライモアコンボ)

Mavic Air 2 の良い点

Mavicシリーズは持ち運びやすさに特化した、コンパクトに折りたたむことのできる機体です。以前は、DJIのドローンといえば Phantom シリーズでしたが、性能面でも引けを取らず、持ち運びやすいMavicシリーズが今はメインの機体となっています。

そして、Mavicシリーズの中でも、空撮でオススメの機体は Mavic Air 2 です。その理由は、画質の良さにあります。

  • 48MPの写真
  • 4K/60fpsの動画
  • 1080P/240fpsのスローモーション動画
  • 8Kのハイパーラプス
  • HDRの写真/動画/パノラマ

上記が撮影可能です。これはDJIのコンシューマードローン史上最高のカメラ性能となっています。しかも、最大飛行時間も34分となりバッテリー性能も歴代最長です。

カメラとバッテリー性能が、DJI史上最高スペック。これは間違いなく空撮のために作られたドローンと言えます。しかも値段も手頃感があり、バッテリー3つ、充電ハブ、NDフィルター、専用のショルダーバッグがついたフライモアコンボの価格が132,000円です。

価格を見ていると、Mavic Mini が59,400円で、しかも199gで航空法の申請不要なため、入門用としてはかなり魅力的な機体です。しかし、バッテリーが18分(実際に飛ばすと体感としてかなり短い)しか持たないことや、4K撮影に対応していないことを考えると、すぐに物足りなさを感じてしまうことになりそうです。

ということで繰り返しになりますが、空撮でオススメの機体はMavic Air 2です。

Mavic Air 2 の悪い点

センサーサイズが1/2インチでMavic 2と比べると小さい。センサーサイズの大きさは、画角の広さやボケ感、暗所での性能など、撮影時の様々な要素に影響を与えます。ただし今は、スマホに入っている小さなセンサーでも、十分美しい映像が撮影できますので、1/2インチで十分なサイズ感です。

F値2.8固定。F値とは、絞りのことで、ボケ感を調整するカメラの機能です。測量でドローンを使う際のF値は、全体にピントを合わせるため、8~10にすることが多いです。しかし、空撮でドローンを飛ばす際には、被写体の背景がボケていたほうがよりシネマティックな映像になりますので、F値2.8固定で問題ないと思います。ただし、日中に撮影する際は、NDフィルターというレンズ用のサングラスが必須になるでしょう。

log撮影はできません。しかし、代わりに「D-Cinelike」というDlogよりも若干色味の強い撮影モードが用意されています。ちなみにlog撮影とは、色味を抑えたスッピンのような映像を撮影するモードのことです。色が乗っている普通のカラー映像よりも、編集ソフトで好みの色味に調整しやすいので、オススメです。編集環境が整っている人は、D-Cinelikeでの撮影を推奨します。

以上が、Mavic Air 2 のスペックで気になった点です。ただし、いずれにせよ、DJIのコンシューマー機体、史上最高スペックの空撮用ドローンには間違いありません。

これからドローンで空撮をはじめる人は、ぜひこの機体を導入しましょう。

空撮する際のコツを知りたい人は、この記事が参考になると思います。

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